水疱瘡の予防接種の効果は、水疱瘡にかかりにくいというよりも、水疱瘡に感染しても発症しにくくなる、あるいは症状を軽く済ませることにあります。
水疱瘡のウイルスへの耐性が出来ているので、ウイルスが侵入したとしても増殖を抑えられるということです。
なお、水疱瘡のワクチンの予防効果は、約70~90%程度と考えられてるとのこと。
仮に、発症したとしても、軽度で住む可能性が高いです。
また、水疱瘡が発症してからでも72時間以内であれば、症状をさらに軽くすませることが出来ます。
予防接種による効果は、直接的なものは以上となりますが、水疱瘡にかからないことによる安心感(特に妊婦)を考慮すると、それ以上の効果も考えられます。
大人で水疱瘡に感染すると、帯状疱疹で苦しむこともあります。妊婦に限らず、水疱瘡を予防することが、精神衛生上良い場合もあります。
抵抗力が弱いときは副作用の心配もありますが、健康で元気なうちに予防接種の要否を判断することが必要です。